日本の観光情報とマナールールを4コマ漫画で配信 マナルル

【京都】宇治を知るキーワードは 「宇治茶」と「源氏物語」

2021/04/02

先年の時を巡るまち『宇治』 世界最古の恋愛小説「源氏物語」宇治十帖の舞台にもなった京都・宇治市。移ろう先年もの歴史の中、変わらず流れ続ける宇治川を中心に、誰もが知る世界遺産や歴史的建造物が点在している場所です。 &nbs […]

    先年の時を巡るまち『宇治』

    世界最古の恋愛小説「源氏物語」宇治十帖の舞台にもなった京都・宇治市。移ろう先年もの歴史の中、変わらず流れ続ける宇治川を中心に、誰もが知る世界遺産や歴史的建造物が点在している場所です。

     

    そしてもう一つ、この地にルーツのあるものが、宇治茶。お茶の老舗も多く存在し、古くから人々に親しまれてきました。宇治抹茶をふんだんに使用した料理やスイーツは「宇治に来た」って感じがします。ランチで宇治抹茶グルメを堪能するのも観光の醍醐味です!!

     

    宇治が誇る!世界遺産『平等院鳳凰堂』

    宇治を代表する世界遺産・平等院鳳凰堂は、藤原頼通によって開かれた寺院。日本に来たことのある方は、きっと、一度は目にしたことがあるはず。…え?行ったことない?いやいや、見たことあるはずですよ!なぜならこの寺院、日本の10円硬貨に描かれているんですから!

     

    さらに、鳳凰堂の屋根にいる金色の鳳凰は、一万円札の裏側に、その意匠が使われています。鳳凰やお堂、堂内にある阿弥陀如来坐像、壁画などは国宝にも指定されていて、当時の歴史を現代に伝える、貴重な存在なんですよ。※拝観料 大人600円

     

    まだあるよ!世界遺産『宇治上神社』

    宇治にある世界遺産といえば、真っ先に名が上がるのは平等院ですよね。では、もう一つの世界遺産は…?ヒントは、現存する日本最古の神社建築。宇治川を挟んで、平等院の対岸にあるのがこの神社です。どうでしょう?わかりましたか?

     

    その世界遺産というのが、宇治上神社。元々は、お隣の宇治神社と二社一体の神社でしたが、後に分離し、現在のかたちとなりました。どちらの神社も「うさぎ」と深い縁があり、境内のいたるところでうさぎと出会うことができます。

     

    うさぎをかたどったおみくじは、白、ピンク、水色、黄色の4色。パステルカラーのスイーツのような愛くるしさから、特に女性に大人気なんです。お盆に乗せられている姿を見ると、思わず連れて帰りたくなっちゃいますね!

     

    雨の時期がおすすめ『三室戸寺』

    平安時代から広まった西国三十三ヶ所巡礼の十番札所・三室戸寺。四季の花が庭園を彩ることから「花の寺」として有名です。特に、たくさんの観光客が訪れるのが、梅雨の時期。雨なのに人が多いの?と思われるかもしれませんが、三室戸寺は「あじさい寺」とも呼ばれ、6月には一万株の紫陽花が咲くんです!雨の日の憂鬱な気分も吹き飛ばしてくれそうですね!※拝観料 大人500円

     

    幸せを呼ぶ?『正寿院』

    高野山真言宗に属する寺院・正寿院の客殿には、SNSを中心に「幸せを呼ぶ窓」として話題になっている、ハート形の窓があります。ハート形の窓って、あまり寺院っぽくない気がしますよね。実はこれ、「猪の目(いのめ)」と呼ばれる古来から神社仏閣で用いられてきた文様。魔除けや火除けに使われるものなんです。

     

    ベストショットを狙うなら、8月下旬から9月中旬頃、窓から差し込む明かりが床にハートの影を落とす、16時前後がおすすめ。「幸せのおかげ」と呼ばれるこの景色。倍になったハートが、倍の幸せを運んでくれるかも!…なんて、ちょっと欲張りでしょうか?

     

    ハートの窓と共に人気を集めるのが、160枚の絵で埋め尽くされた天井画。花と日本の風景が描かれた天井画は、日本を代表する書家、日本画家協力のもと作成されました。160枚の中に4枚、春夏秋冬の舞妓が描かれているので、探してみてくださいね!※拝観料 大人600円

     

    キュン!な抹茶『抹茶共和国』

    宇治に本店を構える「抹茶共和国」。本格的な宇治茶から、お茶の概念が覆りそうな、ちょっと変わった抹茶ラテまで、こだわりの抹茶ドリンクを味わうことができます。ここで頼める「キュン!」なメニューが「抹茶インク」。なんとドリンクがインク瓶モチーフの容器に入ってるんです!

     

    白と金を基調にした、高級感のある店内でスタイリッシュに撮影するも良し。テイクアウトをして、宇治の町並みに映り込ませるも良し。ドリンク自体が既に映えてるので、どんな写真でもお洒落に仕上げることができちゃいますね!

     

    茶そばって食べたことある?

    お土産としても人気の茶そば。そば粉に抹茶を練りこんだもので、緑色の麺が特徴的ですよね。平等院表参道にある手打ち蕎麦屋・そば処ながのでも、やはり茶そばが大人気!店の外から打ち場が見えるので、待っている間、お蕎麦が麺になっていく様子を見られるのも楽しいですよね。

     

    源氏物語の世界へタイムトリップ!

    宇治を語る上で忘れてはいけないのが、源氏物語ですよね。源氏物語は、千年以上も前に紫式部によって書かれた、全五十四帖の長篇恋愛小説。古典文学の最高傑作ともいわれています。

     

    五十四帖のうち、最後の十帖の舞台はここ、宇治。宇治市源氏物語ミュージアムでは、復元された模型や映像で、物語の世界をわかりやすく知ることができるんです。歴史を知った後に町を歩くと、また違った情緒を感じられるかもしれませんね!※入館料 大人600円

     

    茶園が少ないまち!?

    宇治茶と名の付くくらいだから、宇治には茶園が多いんだろうな!と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。それが実は、宇治市の茶園面積はわずか80haほど。宇治茶の主な産地は、その周辺にある和束町・南山城村や、宇治田原町なんです。ちょっと意外じゃないですか?

     

    茶園はそんなに多くありませんが、製茶工場や銘茶店など、茶業の本社が多いのがこの町。数年前から、宇治茶の文化的景観を世界文化遺産にしよう!という活動も行われているんですよ~。

     

    茶団子を食べ比べてみよう

    宇治の町を歩いていると、茶団子を売る茶屋、団子屋をよく目にします。洋風のスイーツと比べると華やかさは劣りますが、緑色で真ん丸な茶団子のフォルムも、なんだか愛くるしいと思いませんか?お店によって、団子の色、大きさ、味は様々。色々なお店で食べ比べてみるのも、面白いかもしれませんね!

     

    贅沢なテリーヌで贅沢なひととき『シェ・アガタ』

    京都で知らない人はいない!というほど有名な洋菓子店「シェ・アガタ」。京阪三室戸駅から徒歩3分の場所に位置するこのお店は、宇治の素材を生かした抹茶スイーツが超有名!やはり和のイメージが強い京都ですが、洋菓子だって美味しいんですよ。

     

    看板メニュー「挽きたて抹茶の贅沢テリーヌ」は、その名の通り、一口食べたら贅沢な気分になってしまうスイーツ。抹茶の濃厚な味わいと、口に入れたらすぐに溶けてしまう食感が、もう、たまりません!土日祝日やバレンタインなどのイベント時にはお店が混雑しますので、来店するなら平日がおすすめ。比較的落ち着いていますので、ゆったりお買い物ができますよ。

     

    平等院拝観後は宇治橋通り商店街へ

    JR宇治駅近く、源氏物語をイメージしたゲートが目印の宇治橋通り商店街。インスタ映えのカフェ・抹茶共和国や、宇治茶の老舗・辻利の本店があるのもこの場所です。お土産探しはもちろん、飲食店も多くありますので、平等院を拝観した後、ランチや休憩に立ち寄るのもおすすめですよ!

     

    手から感じる宇治茶『茶の手もみ体験』

    200年以上の歴史を誇るお茶の老舗・福寿園。コンビニや自動販売機で販売されている、ペットボトルの緑茶「伊右衛門」で、その名を目にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

     

    宇治川のほとりにある、福寿園宇治茶工房では、お茶の手もみ体験ができます。出来上がった煎茶は持ち帰りできるのでお土産にもぴったり!宇治製法を実際に体感した後だと、お茶がより美味しく感じられそうですね。  ※体験料 一組16,500円(税込)

     

    気分転換にちょっとハイキング

    平等院鳳凰堂から20分程歩くと、宇治川に架かる天ヶ瀬吊橋があります。ここ、あまり知られてはいないのですが、気分転換にちょっと歩くにはちょうど良いハイキングスポット。橋の上から見渡す渓谷は、四季折々、様々な色に染まります。天ヶ瀬吊橋の上流には天ヶ瀬ダム、そして天ヶ瀬森林公園があり、ちょっとじゃなくてガッツリ歩きたい方は、そちらまで足を延ばしてみるのもおすすめです。

     

    歩き回った後は市内唯一の天然温泉へ『源氏の湯』

    平安時代の遺産が多く残る宇治にある日帰り温泉・源氏の湯。山あいの湯治場をイメージした露天風呂では、宇治市内唯一の天然温泉に浸かることができます。ボディケア、フットケア、アカスリなどのリラクゼーション、漫画や雑誌が揃った休憩エリア、食事処もあるので、旅の疲れをゆったりと癒すことができますよ!  ※入館料 大人1,000円(税込)

     

    匠の技を見よう!『鵜飼』

    夏の風物詩・鵜飼。鵜飼とは、訓練した鵜を使って川魚を獲る、平安時代から行われていた伝統漁法のこと。宇治川の鵜飼には、国内でも珍しい2人の女性鵜匠がいることでも有名です。

     

    夏の暑い太陽が沈み、辺りが暗くなるといよいよ鵜飼の始まり!赤く燃えるかがり火が水面を照らし、鵜が川に放たれます。鵜匠と訓練された鵜の、息の合った技は圧巻!匠の技に惚れ惚れとしてしまいますね…。

     

    鵜飼をもっと間近で見たい!という方には、観覧船がおすすめ。鵜飼船のすぐそばまで行くことができますよ。食事のできる貸し切り船なんかもありますので、平安貴族になった気分で、優美な夜を過ごすのも良いかもしれませんね!

     

    不安になるほどの抹茶色!?『宇治抹茶カレー』

    宇治のお土産といえば、宇治抹茶の茶葉やスイーツが定番ですよね。でも、そんな定番にはもう飽きてしまった!というそこのあなた。京都宇治・伊藤久右衛門には、レトルト包装になった宇治抹茶カレーがありますよ。

     

    香り豊かな宇治抹茶を、スパイスの一つと考え作られた宇治抹茶カレー。レンジで温めご飯にかけると、ちょっと不安になってしまうほど見事な抹茶色!正直食欲がそがれてしまいそうな見た目ですが、グリーンカレーだと言われると、そんな気もしてきませんか?値段は一人前550円。見た目は抹茶色、香りはカレー、味はぜひ一度、ご自分で確かめてみてください!

     

    お得なチケット情報!

    宇治方面へお出掛けするなら、「宇治・伏見1dayチケット」が便利。石清水八幡宮駅から伏見稲荷駅、 宇治線、 石清水八幡宮参道ケーブルが乗り降り自由。さらに、一部社寺での優待得点がついています。料金は大人900円。京阪淀屋橋駅から橋本駅、中之島線、交野線の各駅で購入可能です。

     

    Language Information

    宇治市観光協会ウェブサイトは、繁体字含む5つの言語に対応。おすすめの観光コースや見所を紹介しているので、旅行のスケジュールを立てる際に参考にしてみてはいかがでしょうか。また、ボランティアガイド情報も掲載。事前に問い合わせをすれば、中国語を話すガイドの手配も可能。日本語が不安でも安心です。

     

     

     

     

    ライター:Sally
    【写真提供】
    宇治市


     

[登場人物・あらすじ]